先週後半からは、残りの夏休みで、毎年恒例の群馬県の山奥にてのんびりでした。
昔は、テントとシュラフさえあればよかったけど、
女性陣の要望でトイレだのシャワーだの設備の整ったキャンプ場に行くようになり、
快適さを知ってしまうと、今度はテント不要のバンガロー。
小屋としての機能だけのシンプルなバンガローから、電源だの冷蔵庫だの寝具だのを求め始め、
ここ何年かは、バス・トイレ・キッチン・リビング・ベッド等全て完備のコテージへ…。
ここまでくると、貸別荘みたいなもんだ。かなり山深いロケーションという事とテレビが無いのが救い。
外でくつろいで、外で喰って、外で寝て…というオレの趣旨とはかけ離れてきたけど、
「外で喰う」というのは絶対に譲れないです。
いわゆるアウトドア的な事は何十年もやってきたけど、その中で辿り着いた事。
それは、料理は調理も道具もシンプルが一番という事。
いかにも!って感じのキャンピング用品より、普段のキッチンで使うような調理器具が断然便利。
しかも、ここぞ100円ショップの出番で、毎日使うなら耐久性に難ありの100円グッズでも、年に何度か使う程度なら必要十分。
料理も、いろいろ凝ったやつを作ってみたりした事もあるけど、
やっぱり単純に炭火で焼いただけのものが一番美味い!
炭火で焼くわけなので、当然火の準備に時間がかかる。
効率の良さを考えると、大人4名程度なら必要最小限の卓上スタイルのコンロ。
そして火の準備が出来るまでの間には、火を使わないものをつまみながら呑む。
安いビン長のブツだったけど、山の中で食べる刺身は最高(笑)
そして焼くのも海の幸、海無し県群馬の大型スーパーで手に入れたホンビノス貝にパナメイエビ。
山へ来たら海の物!と息巻いてみたけど、やっぱり肉が美味いな(笑)
鶏モモやら厚切り豚バラを焼いて、塩とタバスコで。
単純な味付けが、炭火の煙の香りが活きて美味いっす。
子供が小さい頃は、こういう場所へ来てもあれこれイベントや観光を考えたけど、
何もせずにのんびり過ごす贅沢さを分かっているみたいなので2泊3日の中日は終始のんびり。
そんな中日にはいつも、年に1~2度程度使うかどうかのランタンのメンテ。
20年近く使っているホワイトガソリン仕様のランタン、コールマン286Aは定番であり質実剛健。
マントルのセッティングやら燃料の圧縮やらいろいろ面倒だけど、
燃焼音とか独特の臭いとか炎の揺らぎ、
お手軽LEDランタンの「光り」では味わえないアナログな「灯り」が心地よいです。
定番の真空管アンプみたいなもんだね。
例えるなら、JCM800とかツインリバーブみたいな存在のランタン(笑)
さて今日から現実社会に復帰。
昨日一日、社会復帰への頭とカラダのリハビリ&リセットをしたつもりだけど、大丈夫だろうか(笑)
2016年の夏も終盤ですね。
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