「ギマフライ定食」始まってました@あみ富(千葉県市川市(妙典))

ギマという魚、浦安周辺で竿を出す方にはお馴染みかもしれないですが、全国的にはどうなんでしょう?

本来はもう少し南寄りの魚という認識でしたが、温暖化とか関係あるんでしょうか?
年間通してほぼ毎週末浦安で竿を出していたのは2000年頃から震災のちょっと前。
その後はブランクもあったりしてほどほどに(笑)
浦安で竿を出し始めた頃はあまり馴染みの無い魚だったけど、いつ頃からか外道としてヒイラギと共によく釣れるようになったと記憶している。
夏場のキス釣りばかりか、クロダイ狙いでも虫エサを使うとよく食ってきたこいつ。
キス釣りで青イソやジャリメなら多めに見てやるのですが、クロダイ狙ってる時に高価なストロー虫を一発で喰いやがるわけです(笑)
前打ち竿だと、そこそこ良い引きで面白いんですけどね…。
何しろ、あのヌメリが厄介なので、持ち帰った事がない。
鮮魚店で見かけた事も皆無。
そんなギマを、夏場のシーズンになると「ギマフライ定食」として出す店が、行徳橋近くの蕎麦屋「あみ富」。

一昨年知って以来、ギマシーズンになると何度か食べに来ます。
そろそろ始まっているだろうと見込んで入店。
ありました!

いつもの定位置、トイレ扉に貼ってある手書きメニューの中に。
小エビ天ざる(三番瀬)なんていうのもあるのね。
ボサエビだろうか??
ちょっと魅かれたけどそれは次回にするとして、初志貫徹でギマフライ定食をオーダー。
10分程で到着。

昨夏以来のギマフライ定食は、相変わらずボリュームたっぷり。
まずは汁物ですが、ホンビノス貝の吸い物でした。
もちろん、この辺りで獲れたものでしょう。
網焼きで食べたい大きめサイズのホンビノス貝が1個。
味や香りはハマグリには及びませんが、プリプリの食感と、何より地物の味!という満足感。
汁はちょっと薄目かな?
メインのギマフライはおそらく2尾分の4切れで例年通り。

食べかけすみません

1切が、のり弁の白身魚フライの1.5倍くらいあるでしょうか??
食べ応え抜群!
魚介系のフライにはタルタルソースか醤油派なんですが、何故かギマフライはソースと醤油どちらも好きだ。
4切れあるので、2切れずつ醤油とソースで堪能。
カラシがたっぷり付いてくるのも嬉しい。
レモンはフライにかけませんよ。
レモンはソースと共にキャベツにかければ、最高のドレッシング。
白身魚のお手本みたいなフワっと感とクセの無さは、何故この魚が流通しないのか不思議な程に美味し。
そして、魚の美味さもさることながら、揚げ具合が絶妙なんです。
ギマフライに限らず、揚物メニューはどれも最高の揚げ加減。
付け合せのキャベツとポテサラを食べつつ、丼すりきり一杯のご飯もあっという間に完食で、ご馳走様でした!
今年もギマフライの季節がやってきた。




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