ハチビキ刺身とあじフライ定食@魚まさ(千葉県木更津市)

所用で休暇だった平日、木更津市内のランチが大人気の寿司屋さんへ。
開店は11時ですが、週末どころか平日でさえも11時到着では一巡目に入店出来る可能性はかなり低いらしい。
とは言うものの、あまり早く着いて待つのもイヤだし…。
という事で、10時40分くらいを目安に店に向かいました。
ほぼ狙い通り、10時間45分に到着。
店頭の駐車場には未だ2台程で、余裕で駐車。

入口で名前、人数、車のナンバーを記名する事は調査済み。
早速記名です。
ちょうど5組目。
何でも、満席にならなくともある程度の人数しか店内に入れないとの事ですが、5組目ならいけるかな?
11時になると店員さんが出てきて、順番に案内する旨を丁寧に説明。
順番に呼ばれ、席も指定された席へ。
そして、我々が呼ばれた直後、これ以降のお客さんはもうしばらくお待ち下さいとの事。
ギリギリセーフの安堵感と、5組しか入れない事にビックリでした。
店内はカウンター席と2卓ずつ?の座敷がいくつかあって、テーブル毎にもパーティションで仕切ってあるので落ち着きます。
そして、席に付いてからもいろいろと段取りがあるらしい。
先ほどの店員さんが順番に回ってきて、日替りも含めてのメニューの説明をしてくれます。

この日は、定番メニューの中で煮魚が品切れとの事。
そして、後で注文を聞きに来るのでお待ち下さいと、再び1組目のテーブルへ戻り、
順番に注文を聞きつつ我々のテーブルの順番が来た。
ここまで、文字にすると面倒なシステムだし事務的な感じがするけど、とても丁寧な対応で、どうやら調理はワンオペみたいなので理に適ったシステムで、何の不満もありません。
さて、メニューは刺身とフライや煮物がセットになった定食類と、握り寿司とフライ等がセットになったものがほとんど。
実は煮魚を狙っていたのですが、品切れではしょうがない。
日替りでワラサのカマ煮ならあったけど、セットの刺身が選べない。
という事で、煮魚はあじフライに変更。
そして刺身で悩む。
内容不明の「刺身」にするか(たぶんよくある無難な組合せ)、日替りで気になるのはハチビキとイワシ。
最後まで悩みましたが「ハチビキ刺身とあじフライ定食」に決定です。
同行の妻は握り寿司と迷っていたようですが「刺身とあふフライ定食」。
もちろん、すぐに応えられる様に順番が来る前に決定済ですよ。
調理も配膳もきちんと順番通りみたいで、ちょうど1組ずつ料理が運ばれているのが分かる。
当然、我々は店内での順番は一番最後。
料理が出てきたのは入店後40分くらい経ってから。
入店案内からオーダーまでが全て段取り通りにキッチリで、料理を待つ間もあと何番目で自分達の料理が来るという事が分かる(周囲の状況を観察していれば)ので、全くイライラ感が無かった。
ただ単に40分待ちなら、かなりイライラしているだろう(笑)
ものすごく流れを工夫して計算されてますね。
という事で「ハチビキ刺身とあじフライ定食」です。

  • ご飯
    こういう店のランチのご飯は控えめかな?と「大盛」オーダーしました。
    隣の女性客グループの料理が到着した時に、何やらご飯の多さにたじろいだ感じで、手を付ける前にご飯を減らしてもらっていたけど、まぁ女性だし…なんて思ってました。
    そして自分の料理が来た時にまずはご飯の量にビックリ(笑)
    今更、普通にしてくださいなんて言えないでしょう、頑張って喰う覚悟を決めましたが、良い炊き具合で美味い!
  • 味噌汁
    ちょっと甘めの味噌ですね。
    木更津ならアサリの味噌汁だったら最高なのに…というのは贅沢な願いだね…。
  • ハチビキ刺身
    あまりメジャーな魚ではありませんが、何度も食べた事のある好きな魚の一つです。
    以前は「アカサバ」なんて呼ばれて、安い魚だったみたいですが、最近はそこそこの価格らしいです。
    魚体も身も赤いのが特徴ですが、身の赤さはカツオ等の「赤身」の魚とは違い、見た目は赤味ですが歯応えや味は完全に白身。
    ワサビとショウガが乗ってきました。
    ハチビキをショウガで食べるのは初めて。
    まずは無難にワサビで、そして次にショウガで食べてみましたが、予想外に美味い!!
    でも、ワサビのオーソドックスな感じも捨てがたいし、交互に味わってみたけど、最後まで正解が分からなかった。
  • アジフライ
    標準的なサイズのあじフライが3枚。
    3枚は太っ腹ですね。
    単なるアジフライ定食でアジフライが2枚でもおかしくないのに、刺身とセットであじフライ3枚とは、ちょっと持て余してしまいそうなボリューム。
    ソースが付いていますが、断然醤油派なので、まずは醤油でいただきます。
    そもそもこちらのお店は寿司屋さんなので、あじフライにはそれほど期待していなかったのです。
    まぁ普通のあじフライが食べられればじゅうぶん!と。
    しかし、予想外のフワサクで上等なあじフライで、嬉しい誤算。
    アジフライが美味しいと言われている店はいろいろ食べましたが、そういう店と比べて遜色無いあじフライです!!
    せっかくソースが付いてきたので、ソースでもいただきましたが、やっぱりアジフライは醤油だな…。
    カラシが無いのがちょっとだけ残念。
  • その他
    冷奴、漬物、茶わん蒸し。
    茶碗蒸しは、具はキノコ類でちょっと味が濃いめ。

大盛ご飯もなんとか美味しく食べきってご馳走さまでした!
1580円でこのボリュームとクォリティは凄い!!の一言。
人気があるのも納得です。
この感じのランチで、自分の中ではナンバーワンになったかも。
後から写真で気付いたけど、これ「ランチ」だけのメニューじゃなくて夜も共通なんですね。
またまたビックリ。


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