蒲焼味のナマズ

先週末、巷で話題のウナギ味のナマズとやらを買ってみた。
蒲焼状態の半身(小さめ)で税込800円と、中国産ウナギの蒲焼より高いじゃん(笑)
ここで、ちょっと減点。
だって、ナマズが食べたいんじゃなくて、あくまでウナギの代用として食べたいわけでしょ?
産地の拘りは別問題として、安くなかったらウナギ買うだろ?!
ビールより高い発泡酒なんて買わないでしょ??
パックから出して、フライパンで温めた。
もちろん、酒を振って丁寧に。
フライパンの上では、ウナギよりかなりふっくら柔らかな感じで、これは美味そう!
皿に乗せて追加のタレ少々と山椒を振っていただきます。
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頭側の身の厚い方から一口。
ん?それほどふっくら感が無いし、食感はウナギの蒲焼よりもサンマやイワシの蒲焼の方が近いぞ。
サンマやイワシ蒲焼きから青魚特有のクセを取った感じ。
不味くは無いし、ナマズの蒲焼という料理としては美味いけど、ウナギの代用となるとちょっと…。
次に尻尾に近い部分を食べてみたけど、こちらはかなり似てるね。
身の割合が少ない方が似ているという事は、当たり前だけどやっぱり身が要。
需要が増えれば値段も下がるのかな?
少なくとも、中国産ウナギより安くなければ買おうと思わない。
と、ここまでナマズ大敗だけど、ナマズをわざわざ蒲焼にしなくてもいいのに…。
何度か天ぷらを食べたけど、これが絶品!
白身魚の天ぷらではナンバーワンだね。
ナマズは天ぷら、ウナギは蒲焼、サンマは塩焼き、それぞれの持ち味を生かした料理が一番!
ウナギの代用としてナマズという事だけど、よく考えたら本末転倒だね。
土用丑の日にウナギを食べるのは、「う」の付く食べ物を食べようってイベントでしょ?
平賀源内先生も呆れてエレキテルだぜ。
「丑の日に牛肉」なんていうのも聞くけど、ナマズよりは趣旨から外れて無いわけだ(笑)


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