The NUDE CABLE Type-B

昔、知り合いのエンジニアの方に勧められて以来、ベース~エフェクター~アンプ間のケーブルはずっとMONSTER M-BASS です。
ちょっと痛んできたので、思い切って新しい物を買おうと思ったらこのありさま…。

サウンドハウス、どうしたんだ?!
という事でどうしたものか考えていたところの「The NUDE CABLE」。
実は販売開始当時のスタンダードなやつを持っていて自宅で使ってるのですが、素直過ぎるところがちょっと好みと違ってたけど、現在は「The NUDE CABLE」のType-Bというものがあるらしく、それを勧められた。
でも、オレ血液型Bじゃないし、そもそも血液型占いとか嫌いなんだよ!と思ったら、BはベースのBだった(笑)
https://nudecable.com/
コロナ禍でライブはストップしてるし、何方かが「今はアウトプットの為のインプットの時期」と言っていた。
後のパフォーマンスの為にいろいろ吸収する時期、こういうのを試すのも良い機会かもと思い、興味津々で試してみた。

MONSTER M-BASS
The NUDE CABLE Type-B

まずは意外と大事だと思うのがケーブルそのものの固さというか手触り。
固すぎても使い難いし、しなやか過ぎても使い難い、物理的な太さも欲しい。
細いケーブルはなんとなく頼りないので(笑)
そのあたりは、丁度良いしなやかさで良い感じだし、信頼できそうな手触り。
そう、音質を聞き分ける耳にはそれほど自信が無いけど、手触りはかなり重視している。
それはケーブル部分はもちろんだけど、プラグの先に至るトータル的な手触りね。
ケーブルは手で選べ!!です(笑)
まずは自宅のアンプに直結。
アンプは Acoustic B-200 MKll、200Wのビルトインタイプでスピーカーは15インチ1発+ツイーター。
楽器は、一番弾き慣れていてかつ聞き慣れている1977年製のFender JAZZ BASSにて。
モンスターケーブルとNUDE CABLEを繋ぎ変えながら弾いてみたけど、いかんせん自宅なのでそんなに大音量を出せない。
残念ながらオレの耳では聞き分け不能(笑)
ならばという事で、次は最近使い始めたEBSのプリアンプ(Micro Bass 3)を使ってヘッドフォンで直接モニター。
ヘッドフォンはもちろん、大定番のMDRで。


最初の印象は、今までのスタンダードなタイプとは明らかに良い方(好きな方)に違う。
単なる音の太さ的な部分はMONSTER M-BASSの方が太い感じがするけど、The NUDE CABLUE Type-Bの方がそれにも増してコシがしっかりしている感じ。
うどんに例えるなら、MONSTER M-BASSは武蔵野うどん、The NUDE CABLE Type-Bは正統派讃岐うどんと言ったところでしょうか(笑)
可視化して波形を確認したわけでもないので、ものすごく抽象的な表現しか出来ないし、ある意味直感的。
あくまで個人の主観によるものですが…。
気になっていたのがモンスターケーブルからの乗換による違和感ですが、それも無し。
そして一番感じたのは、The NUDE CABLUE Type-Bの方が、プリアンプの各コントロールの効きが明確。
これは音の良し悪し以前にかなり「便利」な事ですね。
大音量の音圧を感じながら試してみたいのはもちろん、ベースという楽器の特性上、他の楽器と合わせた時に音作りによって劇的に良くも悪くも音が変化するので、バンドで使って最良のセッティングを早く探してみたい。
番外編としてDCケーブルも変えてみたけど、プリアンプの出力そのものに違いが出たかどうかは自分の耳では分からなかったけど、プリアンプ内蔵チューナーの反応が不思議と安定したような気がする。




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