コールマン 286A

今夏のコテージ泊の際も、いつもの様にコールマンのランタンを持参。

20年近く使ってますが、さすがロングセラーの定番商品、きちんとメンテナンスすれば長く使えます。
実用面だけで考えれば安物のLEDランタンでも事足りるけど、年一回のメンテナンスのつもりで使ってます。
1年ぶりに燃料を入れて、いざポンピング!
ん、ユルユルスカスカで全く手応え無し。
ユルユルの状態でしばらくやって、一応バルブを開けてみたけど、もちろん気化した燃料は出ず…。
何度かやっているうちに、ようやく手応えを感じて燃料の圧縮も点灯もオーケー。
恐らく、ポンプカップというポンプ内部のゴムパーツの経年劣化と思われるので、また同じ症状が出るのは確実だろう。
消耗品だからしょうがないね。
帰宅後、早速ポンプカップを購入。

大型スポーツ用品店で、税込み580円でした。
コールマン製品メンテ用の専用工具は持ってます。
これを使って、ポンプ部の黒いキャップを回して外すのですが、なかなか回らない。
固着してるのか?!と思いきや、ネジ状になっているのではなく、少し回して引っかけてあるだけなんですね…。

無事にポンプの取り外し完了。
次に、先端の黒いゴム(ポンプカップ)と、それを止めているナットを取り外すのですが、このナットがなかなか取れない。いろいろと検索すると、ラジオペンチ等で曲げながら無理矢理外すしかないみたいです(ハメ込み式で1回限りしか使えないナットらしい)。
なんとか取り外し、購入したポンプカップ、そして付属のナットを押しながらハメて取付完了です。

そのままポンプを本体に付け直して、ポンプ部に潤滑用オイルを注入。
これにてポンプカップ交換完了!

試しにポンピングしてみると、どうにもぎこちない。
何度かやっているとようやくポンプカップがオイルと馴染んだようで、快適にシュコシュコと動く。
燃料の注入口を開けると、シュ~っと中から圧が抜けるので、正常に加圧されているようだ。
これにて一件落着。
コールマン製品って、ホームセンターとかで見かけると、初心者から少しだけ経験値の上がったファミリー向けというイメージがなんとなくあったけど、やっぱり質実剛健、頼れる逸品ですね。



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