排骨麺@栄華光本店(千葉県船橋市)

船橋駅南口のすぐ近くに昔々からある本格的だけどリーズナブルといったイメージの中華料理屋さん。
中学生の頃には既にあって、その頃既に風格ある佇まいだった記憶がある。
高校時代は、西船橋にあった支店の前をよく通り掛かった。
西船橋の店はいつの間にか無くなり、現在はこちらの本店だけのようです。
かつての西船橋店も本店も、店頭のショウケースにはいつも美味そうな中華まんが並んでいて、それだけがとても印象的だった。

そんな栄華光、実は一度も入った事が無かった。
本店は建替えられていて、かつてのちょっとディープな印象は皆無で、店内は綺麗で広々していました。
入店すると消毒と検温を促され、食事中以外はマスク着用とお願いされてから席へ案内された。
徹底してますね。
特に何を食べたいというのは無く、たまたま通り掛かった時に「栄華光」で食べてみたいと思って入ったのでメニューの予習は無し。
メニューブックを渡されてしばし悩みます。
定食にするか、飯類にするか、麺類にするか…。
ふと目に留まったのは排骨麺。
このタイプの店ならではの麺メニューじゃないでしょうか??
という事で、初の栄華光は排骨麺です。

いかにもなビジュアルで、丼の半分を覆う排骨、残り半分を青菜とネギが覆っていて、丼が割と大きめなので実際はもっとボリューム感あります。
スープはお手本のような醤油ベースのスープ。
青菜のシャキシャキ具合もイイ感じです。
麺も、ラーメン専門店に負けず劣らずの美味くてしっかりとした縮れ麺。

さてこれが無ければ始まらない、排骨です。
五香粉がしっかり効いた香りは、日本式の街の中華屋さんとは一線を画す。
麺やスープとの相性も抜群。

途中、卓上の調味料に目を向けると、一般的なラー油以外に、もう一種のラー油らしきものがあって気になった。
生の唐辛子を漬け込んでいるのかな?
試しに、レンゲで掬ったスープに垂らしてみると、これが結構刺激的な辛さで、ニンニクもかなり効いたパンチのある香り。

これはイイ!
排骨の上に垂らしながら食べると美味さ倍増じゃないですか。
もっと早く気付けばよかったけど、せっかくの五香粉の香りを打ち消してしまうような気もした(笑)
排骨麺の経験値はあまり無いのですが、味的にも量的にも全てのバランスが良くて最後まで本当に美味しくいただきご馳走さまでした!
長く続く人気店というのも納得。


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