さるエビかき揚げ丼 + あじなめろう@魚料理 常陸(千葉県銚子市)

妻と近所に住む両親を連れて、銚子へ魚を喰いに!
代休を取った平日ですが、週の真ん中は定休日の店が多いですね。
以前訪れた「みうら」へ行くつもりだったけど、前日に調べたところちょうど定休日だったのでお隣の「魚料理 常陸」へ。

こちらのお店も知ってはいましたが、入るのは初めてです。
海鮮丼、定食の魚は焼・揚・煮・刺と各種、その他いろいろメニュー豊富です。

無難に海鮮丼と思ってましたが、銚子の隠れた名物とも言えるサルエビがあるじゃないですか!
これはもう、瞬時に「さるエビかき揚げ丼」に決定。
そして美味しい時期を迎えるマイワシの刺身でもいただこうと店員さんに尋ねてみると、今日は水揚げ無しだそうな…、残念!!
少し妥協して、アジのなめろうをオーダーです。
両親はキンメダイ煮付けをシェア、妻は常陸定食なる天ぷら・刺身・焼魚の和定食フルコンボ。
煮付けが少々時間がかかるのは想定内なのですが、それに合わせて全ての料理がほぼ同時に出てきた事が嬉しいです。
割とこういう店では、美味けりゃいいだろ?!的な店が少なくないのですが、他にもいろいろ気遣いがあって、とても好感触。

さるエビかき揚げ丼は、そのかき揚げのボリュームに圧倒。
ここまではありがちですが、その絶妙な揚げ具合は油の切れも良く食感も最高です。
さるエビという付加価値が無くとも、単なるかき揚げとしてかなり好みのイイ感じ。
かき揚げの半分だけにタレを染み込ませてあるところなんて、本当に好みのド真ん中。
そしてかき揚げの主役さるエビですが、さるエビならではの美味さというのは分かりませんが(笑)、エビの旨みや香ばしさはじゅうぶんに伝わりました。
ご飯のボリュームもなかなかで、大盛なんてオーダーしなくてよかった…。
そして、あじなめろうです。

姿造りできたのは、想定外(笑)
なめろうは、いろいろ食べてきましたが、割と上品な味付けの部類かと思います。
だからこそ、アジの良し悪しが出ると思いますが、アジの美味い部分だけを出し切ったかのような、抜群のお味。
薬味として付いてきた生姜ですが、臭み消し的な意味合いもあると思いますが、全く不要。
キンメダイを少し味見させてもらいましたが、これはもう家庭では出せない味。
ボリューム的にも想像以上で、年寄り二人がシェアするにはじゅうぶん過ぎる程の量で、良いサイズのキンメダイ丸ごと1尾分と、クロムツ煮付けの崩れた部分をサービスで。
キンメダイは銚子のブランド魚である「銚子つりきんめ」。
さすが「時価」(笑)
ちなみにこの日は4500円。まるまる1尾分なら妥当でしょう。
妻の「常陸定食」は、焼魚のサバのデカさにビックリ。

梅雨入りしたけど入梅イワシにはありつけず、ちょっと残念だったけど、それ以上に美味しいさるエビかき揚げとあじなめろうに大満足でご馳走さまでした!
帰りに、何度か寄った事のある地元のスーパーへ寄り、鮮魚コーナーを覗くものの、やはりイワシは無し。
しかし、地物のキンメダイを安くゲット!

800gくらいで、1300円くらいだったかな?
こういう物は、お土産屋的な店よりも、地元のスーパーで買うのが最強!


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