豚勝丼(とじないカツ丼)@豚勝丼専門店たちばな(千葉県船橋市)

目的の店が休みだったので、あてもなく昼飯を探している時に思い出した。
船橋駅近くにオープンしたという「とじないカツ丼」の店、行こう行こうと思ってたんだよ。
何やら居酒屋さんが昼だけ店名を変えて、「とじないカツ丼の店」としてやっているらしい「豚勝丼専門店たちばな」です。

入ってすぐに券売機。
急遽思い付きで入ったので、メニュー構成をよく把握していない。
カツ丼だけですが、おろしカツ丼やソースカツ丼等を含めて4種類程あるようです。
一番オーソドックスな「豚勝丼」を。

壁に向いたカウンター席へ案内されて座りましたが、換気の為に入口が開放されているのでかなり寒い。
ちょっと限界を超える寒さで、店内も空いていたので、反対側の二人がけテーブルに移動させてもらった。

「とじないカツ丼」のうんちくやら食べ方を見ながら待っていると、まずは味噌汁と漬物登場。
その後すぐに「とじないカツ丼」こと「豚勝丼」到着です。
カツにも玉子にも味が付いているので、まずはそのまま食べてくださいとの事。

卓上には2種のタレと七味唐辛子、そしてリクエストして出してもらった紅ショウガとカラシ。
これらをどう使おうか考えながら、まずはカツのボリュームにビックリ。

「とじない」は玉子でとじないと共に、フタも閉じないの「とじない」ではなかろうかと思うくらい(笑)
カツの下には、程よくトロトロの玉子が敷き詰められ、その下にご飯。
見たところ、カツ・玉子・ご飯だけの構成ですね。
早速カツを一口食べてみると、肉の噛み応えも残る柔らかさとでも言えば良いのでしょうか、とても好きな食感です。

なるほど、そのままで食べられる程度の下味も付いている。
玉子は、和食王道の出汁感で、丼ものの玉子の味じゃなくて、ちょっと敷居の高い店の出汁巻き玉子的な味付け。
トロトロ具合も、トロトロ派には最高のトロトロ感ではないかと。
これらをご飯と共に食べると、見事な美味さ。
タレを何もかけなくても美味いですね。
でも、目の前に調味料の類があると、どうしても使いたくなるんですよね(笑)
和風ダレ、甘ダレ、七味唐辛子、カラシをどう使いこなすか?!
まずは和風ダレ。
ん?あまり分からない。もしかしてベースの味を濃くするだけみたいな?
期待の甘ダレ。
一般的な丼もののタレの味を想像していたけど、それとはちょっと違う。
やはりこちらも上品な和風出汁で、甘味をちょっと強調した感じです。
お次はカツはそのままで、玉子に七味唐辛子を少々。
これはなかなかイケるね。
ベースにある上品さを損なわずにピリっと刺激があって良い感じ。
同じく、カラシもそんな感じですね。
いろいろやりましたが、自分の好みとしてはカツにカラシだけを少し付けて食べるのが一番美味しいかな??
残り1/3はこの食べ方で。
もちろん、紅ショウガはどの食べ方にも合います(笑)
「とじないカツ丼」、美味いじゃないですか!!
大満足でご馳走さまでした!!
但し、「カツ丼」としてはどうなんだ??という気持ちは拭えない…。


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