名代富士そばカップ

全国各地の有名店のメニューがカップ麺化されて売り出されるのは特に珍しい事では無いと思うのですが、これは思わず目が点だ(笑)
立ち食い蕎麦屋のメニューがカップになるとはね…。
有名蕎麦店がカップ化なら分かるけど、富士そばですから。
蕎麦専門店に行かなくとも駅前で手軽にサっと食べられる蕎麦を実現したのが立ち食い蕎麦屋だろうけど、それをもっと手軽にして自宅で味わおうって事か?!
と言っても、富士そばに限らず最近の立ち食い蕎麦屋はずいぶん美味しくなって、打ち立て茹で立てだったり、椅子があったりとかなり進化していますけどね。
この富士そばカップ、240円というカップとしてはイイ価格だけど、物珍しさから手に取った。あまり意識してなかったけど、これは紅生姜天そばなんですね。

紅生姜天と言えば、立ち蕎麦界では人気な天ぷらだけど、実は食べた事が無い。
牛丼に紅生姜は、牛丼が見えなくなるまで乗せるんですが、蕎麦やうどんに紅生姜は合わない気がして…。
そういえば、博多ラーメンにも紅生姜はほとんど入れない。
そんなわけで、紅生姜天という自分にとってはチャレンジメニュー的なものになってしまったけど、仕事中の昼休みに食ってみたです。

スープも麺も、既存のカップ蕎麦とは一線を画した美味さです麺はちゃんと蕎麦っぽい香りがするし、スープも富士そばのあの感じ。
初めての紅生姜天は、本物はどうなのか分からないけど、これに限ってはそれほど紅生姜の主張も無く、食べやすい。
今の富士そばと比べるのは難しいけど、昔のあの富士そばより格段に美味い気がする(笑)
立ち食いそばはそこそこ食べ歩いたわたくしの考えとしては、立ち食い蕎麦は単に美味さを求めるものではないと思いますので…。 http://motoakisano.net/category/%e5%a4%a9%e3%81%9d%e3%81%b0/

いずれにしろ、美味い事は美味い。
しかし、ワンコイン以下で本物が食べられるわけですから、東京周辺の方にとっては微妙ですね。
但し、紅生姜天未経験の方は試食としていいかも。
そんなわたくしも、紅生姜天そばを食べに行きたくなったので(笑)




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